「 家族会 」について

それぞれの人生を
自分らしく生きる」

精神障がいのある方の家族会「近江湖西会」が前身となり、NPO法人となった後も月に1度「家族会(近江湖西会家族会)」を開催し、ご家族の方々を支援してきました。
当団体は障がいを持つ方をご家族に持つ方たちが、お互いに悩みを分かちあい、共有し、連携することでお互いに支えあうということを目的としてその支えあいを通して、地域で安心して生活できるために活動を行っています。
当団体は設立当時から精神障がい当事者の居場所・作業所づくりの活動を行い、障がいがある方々が「その人それぞれの人生」を自立して歩んでいけるように様々な支援を展開しております。
NPO法人として「働く場(すみれ) 」・「支援センター(ここはし) 」将来的にはホームヘルプや生活訓練事業も順次追加していきたいと考えています。

2025年10月追記
新旭駅前の「エスパ」が閉鎖方向(併設するAコープの撤退等で)となったため、「支援センターここはし」で行ってきた各事業は休止・廃止となりました。
これまで湖西会が「支援センターここはし」として地域の精神保健福祉の推進のために実施し、また目指してきた事業については、いくつかの法人と協力し、今後の事業展開を話し合うこととなりました。
そのため、これまでホームページで紹介してきた各事業については、あえて削除することはせず、その取り組みの記録を残すことで、連携する団体や地域の皆様に、湖西会が目指してきたものを知っていただくことにいたします。

【家族会】毎月の定例会は「支援センターここはし」の撤退と、交通事情の困難さ・会員の高齢化に伴い一時休止とし、本会単独での活動は見合わせる一方、市内数か所の精神障がい者のサロンの交流会である「こころのかけはし」としての活動は、年間行事(市内イベントにおけるバザーやブースによる活動紹介)に有志が参加、伝統ある家族会の灯を継続中です。
◇将来的には、当事者やご家族が自然に集まる、高島市民病院の精神科とつながる形で新たな活動が展開できないかなど、地域課題として諸機関と連携し検討していければと考えています。
   
【ホームヘルプ・福祉有償運送】ヘルパー事業所の設置については、どうしても基準の人員配置が難しく、福祉有償運送のみの形で、少人数の会員に実施してきました。利用者には他法人のサービスを紹介済みで、引き継いでいただきました。

【計画相談支援センター】相談支援専門員として理事長が手の届く範囲で実施してきました。
 こうした相談支援や家族会活動、福祉有償運送などは、目の届く限定された範囲内で活動でしたが、地域で暮らす当事者やご家族の実情を身近に知り、数年間で多くのことを学ぶことができました。 
今後はそこで知りえた実情を生かし、地域の諸機関と協力して精神保健福祉の向上に寄与していけたらと考えています。

これまでの家族会の活動記録(~2025.9)

・月に1度支援センターで行っています。

・当事者としての運動

・研修

支援センターここはしの活動記録(~2025.9)

支援センター「ここはし」は障がいのある方へ総合的な生活支援を目指しています。「ここはし」は、「こころのかけはし」から発想を得ました。
「ここはし」では、家族会の拠点として、定例会や研修会を行っています。
また、相談員が様々な相談に応じています(訪問、来所、電話等)。
就労継続支援B型事業所の作業も一部こちらで行っております。
ヘルパー(福祉有償運送)は、通院に同行したり、送迎、介護支援、外出同行など利用者様の自主的な行動のサポートをさせて頂きます。

施設名支援センターここはし
場所〒520-1501 滋賀県高島市新旭町1丁目8-5 ショッピングセンター「エスパ」内
TEL0740-33-7782
支援内容障がいのある方への総合的な生活支援

就労継続支援B型事業すみれ

障がいにより企業などに就職する事が困難な方に対して、雇用契約を結ばずに働く場所を提供いたします。
複数回送迎しており、午前中だけや午後だけなどの働き方を選択できますのでまずはご相談ください。
送迎も行っております。
静かに集中して作業ができる環境で、 精神障がいのある方に配慮した環境を心掛けています。

施設名就労継続支援B型すみれ
場所〒520-1522 滋賀県高島市新旭町新庄487-3
TEL0740-20-1144
支援内容障がいのあるへの働く場の提供

作業内容の一例

エコペールの作業

エコペール蓋に液漏れ防止の発泡スチールを埋め込む作業 です。網戸はりの道具を使用し、蓋の溝に発泡スチールを埋め込む作業です。

タッパーの作業

100円均一ショップにて販売されている商品のラベル貼りです。

水密材の袋詰め作業

水が漏れないようにする部材を蚊取り線香のように巻き、袋に入れる。治具を使い簡単に巻くことができる。

ブラケットの袋詰め

ユニットバスの物干し竿受けの部品を1セットにしビニール袋に詰める作業です。

ゴムパッキンの切断作業

40m巻から決められた長さに切断する作業です。
長さを測り、切る場所にボールペンで印を付けて切断していたが、冶具化して作業にかかる時間が50%短縮できるようになりました。
消毒機、冷凍庫等の扉に使用されるものです。

端子台の組立作業

樹脂本体に端子板を小ネジで 固定し、その上にワッシャー付ネジを固定する作業です。